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韓国の冬の天気は、三寒四微

 李弼姫先生が、授業で冬の天気の特徴「三寒四温」を生徒に教えていた時のエピソードをご紹介いたします。

Wikipediaでは、「三寒四温」は朝鮮半島や中国北東部に現れる冬季の気象現象で説明されており、ことわざ的に使われるようになってきている説明があります。しかし、最近の韓国では「三寒四温」とは言わなくなってきているようです。

ある生徒が「先生! 最近は三寒四温ではなくて、「三寒四微」と言っているようですね」と話してきました。「えっ? 三寒四微!? そういう言葉ってあったっけ?」と李先生。生徒の話によると、三日間の寒さの後に、PM2.5の微細ほこりが出るためにそう呼ばれるようになったのだと言います。暖かくなるこれからは、黄砂と国内の大気汚染でマスクが必須でしょうね。
日本ではスギによる花粉症で、目がかゆくなったり、くしゃみ、風邪の症状もありますが、以外にもその人が韓国に行くと花粉症が発症しないそうです。

いずれにしても、言葉と時代の変化についていけなくなった李先生は自己嫌悪状態。「今日は、生徒から教えられたありがたい授業でした」と李先生は感想を述べました。
時代と共に言葉の変化はあるものです。伝統と新しい文化の中で老若男女が共に学んでいく姿勢が大切ですね。

ちなみに韓国語で花粉症は「コッカル・アレルギ」、三寒四温は「サマンサオン」です。

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